2018年の夏、火星が大接近しましたよね。
2年2ヵ月ごとに地球に近づく火星ですが、その距離は毎回異なり、今年は15年ぶりの近距離ということで、かなり話題になりました!
これを機に、小学一年生の息子も「星」に興味を持ち始め、プラネタリウムを見に行ったり、家族で夜空を見上げたりしました。
子どもと一緒にもっと星を見てみたい・・・!
と、たまたま見ていた楽天ランキングに「天体望遠鏡 リゲル60」というものを発見 🙂
初心者向けの天体望遠鏡のようですが、どんなものなんでしょうか?
機能や、同じような天体望遠鏡レグルスとの違い、最安値で買える販売店などをリサーチしてみました。
天体望遠鏡リゲル60とは?
「リゲル60」とは、池田レンズ工業が作った初心者におすすめの「入門天体望遠鏡」です。
日本製で、しかも「池田レンズ工業」さんは大正12年創業の老舗レンズメーカーなんだそう。
でもこの「リゲル60」。
どんなところが初心者に優しいのでしょうか?
調べてみて分かった点をまとめてみました!
持ち運びしやすく、操作も簡単♪
組み立てたときの重さが約3㎏で、「小学生3年生以上が一人で持ち運び、設置・観測までできる」をコンセプトに作られています。
すごい、そもそも小学生が使えるように作られているんですね!
しかも小学生向けと言っても機能はしっかりしていて、「本格的に見える」ことが人気のヒミツなんだそうです。
3㎏だったら、2Lのペットボトル1.5本分ですね。
持ち運びだけなら、小学一年生の息子でも出来そうです^^
微動ハンドル付き
星を天体望遠鏡で見つけて観察していても、地球が自転しているので5分後には望遠鏡から見えなくなってしまいます。
安価な天体望遠鏡に付いている「粗動ハンドル」だけでは、少し動かすだけで星が大幅にずれてしまい毎回の微調整が大変!
ですが、このリゲル60に付属している「微動ハンドル」だと細かく移動でき、簡単に星を映すことができるそうです。
しかもこの微動ハンドルは、上下方向用と水平方向用とに分かれているので、自由に位置決めができます。
スマホアダプタ付属!
スマホを取り付けられるアダプタが付属しているので、天体望遠鏡で見つけた月などの写真や動画を簡単に撮影できます。
個人的にこの機能がすごく魅力的!
子どもと一緒に天体観測に行って、写真や動画を撮っておけば、あんな月見たね~と帰ってから良い思い出になりますね 🙂
購入後のサポートがしっかり!
この「リゲル60」には安心の3年保証が付いています。
しかも購入後に、組み立て方や、ピントの合わせ方、ファインダー合わせなど、分からないことを問い合わせすると教えてくれるようです。
私みたいな天体観測はじめての素人には心強い・・・
レグルス、ポルタとの違いは?
「リゲル60」を調べていると、何やら似たような機種が・・・
「レグルス50」と「レグルス60」です。
他にも、上位機種に「ポルタⅡ A80MF」というものがあるようです。
「リゲル60」とレグルス、ポルタの違いは何なんでしょうか?
表にまとめてみました。
ポルタII A80Mf | リゲル60 | レグルス60 | レグルス50 | |
値段(円) | 約43,000 | 約22,000 | 約13,000 | 約9,000 |
微動ハンドル | 全周上下水平微動ハンドル | × | ||
スマホアダプタ | 付属 | |||
ファインダー | 6倍30mm | 素通しファインダー 6倍20mm(別売) |
素通しファインダー | |
対物レンズ(mm) | 80 | 60 | 60 | 50 |
焦点距離(mm) | 910 | 700 | 600 | 420 |
接眼レンズ | PL20mm・6.3mm、差込31.7mm径 | K20mm、f6mm、差込24.5mm径 |
各機種の違いは、微動ハンドルの有無や、レンズの性能などのようです!
それによって、値段も結構変わってきますね。
各機種の特長まとめ
それぞれの特長をまとめてみました。
ポルタⅡ
レグルスやリゲルよりも性能がよい上位機種になります。
他に比べるとお値段も高いです。
重さも「9.0kg(接眼レンズ別)」なので、小学生が一人で持つには少し重たそう。
ただその分、観測時に風や揺れに強いです。
口コミも良いですし、お子さんが星にかなり興味を持っていて、これから本格的に勉強したいという方に良いですね^^
我が家のように「子どもと初めて天体観測してみたい!」という方は
以下のレグルスやリゲルの方が良さそうですね。
リゲル60
価格帯は2万円ほどで、ポルタとレグルスの中間の機種になります。
「小学生でも一人で扱える」をコンセプトに作られた軽量タイプで、この価格帯では珍しく、全周微動ハンドルがついていて位置を調整しやすいのが特長です。
レンズも日本製で、口コミを見ると非常によく見えるとのこと!
初心者には、十分な性能のようですね^^
レグルス60
ポルタやリゲル60とは違い、微動ハンドルが付いていないタイプ。
ただ、これよりも安価なレグルス50よりも焦点距離が長く、星が大きく見えるんだそう。
また価格も1万円ちょっと手頃になっています。
レグルス50
どこでも持ち運びしやすいコンパクトなタイプ。
他の機種に比べると、1万円以内で購入できて一番お財布にやさしいです!
ただ、こちらも微動ハンドルはついていないです。
う~ん、リゲルかレグルスかで迷います。
微動ハンドル付きのリゲル60が良いけど、我が家に2万円の壁は結構大きい・・・
最初はレグルスでも十分かもしれないな~と思い始めています(笑)
クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントとしてだったらリゲル60が良いかも。
天体望遠鏡を選ぶポイント
天体望遠鏡を選ぶときのポイントをいくつか挙げてみます。
☆屈折式望遠鏡
大きなレンズを利用して星を見ます。
扱いやすく、特別なメンテナンスが不要なので初心者向けです。
上下左右に望遠鏡を動かしてほしを見つける経緯台タイプなので、軽くて組み立てや操作も初心者でも安心です。
☆反射式天体望遠鏡
大きな反射鏡を利用して星を見ます。
暗い星でもよく見えるのですが、メンテナンスが必要なので中上級者向きです。
扱いは少し難しいですが、接眼レンズを使えば、低倍率~高倍率の広い範囲で使用することができます。
暗い天体の光を集めるには、口径が大きい方がたくさん光を集めて明るくなります。
写真を撮影したいとお考えの方は、筒の口径が大きいものをお選びください。
星雲や星団の観測では20~50倍の低~中倍率、二十星や月面の観測なら50~100倍、惑星の表面の模様などをはっきり見たいなら150倍以上といった倍率が必要になります。
見たいものがその倍率で見れるのかどうかを先にチェックしておくことも大事ですね!
初心者におすすめの天体望遠鏡は?
先ほど挙げた天体望遠鏡を選ぶポイントから、初心者におすすめなのは、
・倍率が100倍ほど見られる
・お手頃な価格
・説明書がわかりやすく、アフターケアが充実な日本製
なものです。
上記のものがすべて当てはまる「リゲル60」と「レグルス60」が子供にプレゼントもしやすくておすすめです!
リゲル60の良い口コミ・評判は?
ここで、一番気になっている「リゲル60」の口コミや評判について調べてみました!
良い口コミはもちろんですが、悪い評判も気になります。
・スマホで映した月に、しっかりクレーターが映っていて感動! ・木星、土星、火星などを確認できました。 ・3年生息子に購入。問題なく、組み立てやピント合わせなどができています。 ・初めての天体望遠鏡として購入。 ・皆既月食を機に購入。
・初心者の子供にも、女性にもおすすめです。
小学4年生の息子は簡単に組み立てて、操作もしやすそうでした。
三脚もしっかりしています。
微動ハンドルの動きも滑らかなので、天体を導入しやすいです。
土星は小さいですが、自分の目で見れてうれしかったです。
軽量で簡単に組み立てできました。
5才息子でもピント合わせができるくらい操作しやすく、初心者におすすめです。
普通に撮影するより、全然違う写真が撮れました!
※楽天より。口コミは著作権の関係上、文章の意味はそのままに文言を変更して記載させて頂いています。
コンセプトにもあるように、小学3年生以上の子だと一人で設置や操作などがしやすいようです!
中には5歳でも扱えた、という方もいらっしゃったので、本当に初心者向けの天体望遠鏡なんだなーと思いました。
また性能についても、遠い土星も小さいながらも見えるとのこと。
月はクレーターまではっきり見えるみたいなので、期待できますね。
リゲル60の悪い口コミ・評判は?
一方で気になる悪い口コミについても調べてみました。
・スマホアダプタが入っていませんでした。
悪い口コミは少ないのですが、「位置決めが難しい」と言われている方がいました。
小学生でも簡単にできた!と言われている方が多いので、慣れたら大丈夫なのかなぁ~
あと、「スマホアダプタが入っていない」という方もいました!
これはショック・・・
販売ページにも「スマホアダプタ付属」と明記されていますし、お店側の不備だと思うので問い合わせると良さそうですね。
レグルス60の口コミ・評価は?
「レグルス60」の口コミや評判について調べてみました!
良い口コミはもちろんですが、悪い評判もリサーチしてみます。。
組み立ては、一緒に確認しながらですが、こどもがほぼ一人で完成させることができました。
実際に月を初めて見てみましたが、天体望遠鏡の扱いになれていなくても月のクレーターをみることができました!
初心者の親でも扱いやすく、半年たった今では子供本人で位置など合わせられるようになりました!
使い方がシンプルで最高に使いやすいです。
軽いし畳むと小さいので、旅行先にもっていくこともできるので、楽しめる機会がふえます。
大人になってから初めての天体望遠鏡でしたが、月なら説明書通りにすればすぐ簡単に見えました。
思ったよりもかるく、持ち運びしやすいので、野外にも星を見に行きたいと思っています。
月のクレーターまではっきりと見えて、家族みんなで大興奮でした!大切に使っていきたいです。
組み立ても簡単で、重量も7歳の子供には扱いやすく、値段以上の商品でした!
子供自身が観測するには時間がかかりそうです。
※楽天より。口コミは著作権の関係上、文章の意味はそのままに文言を変更して記載させて頂いています。
多くの方が、小学生でも簡単に組み立てられて月のクレーターまでしっかり見えるので満足されているようでした!
軽くて持ち運びができるので、野外での星ウォッチングや、キャンプの時などにも大活躍しそうですね^^
子供だけでは、初めはみることが難しいかもしれないので、まずは家族で一緒に探してあげるといいかもしれません。
あと、初めての方は見やすい月の観測から始めるのをお勧めします。
スマホでの写真撮影もなかなか難しいようなので、何度か練習することが必要になるかもしれません。
観測できるものも季節や天候、時間によって違うのでまずは観測だけでもしばらく楽しめるかと思います^^
もっと口コミが見たい方はこちら▼
<楽天みんなのレビュー>
・レグルス60の口コミ一覧
リゲル60・レグルス60の最安値店舗は?
では、リゲル60の通販最安値はどの店舗でしょうか?
最安価格で買える販売店を、Amazonと楽天市場、Yahoo!で調べてみました。
・楽天市場 ⇒21,600円
・Yahoo! ⇒21,600円
どこで買っても同じ値段で、送料無料となっています。
どのサイトでも、最安値店舗は「ルーペスタジオ」さんとなっていて、1~2日ほどで発送されるようです。
価格が同じなら、ポイントが216円分付く「楽天」や「Yahoo!」で買う方がちょっとお得になりますね。
現在の価格ランキングページをまとめておきます
・Amazon⇒リゲル60 価格ランキング
・楽天⇒リゲル60 最安価格ランキング
・Yahoo!⇒リゲル60 価格ランキング
次に、「レグルス60」の通販最安値はどの店舗でしょうか?
最安価格で買える販売店を、Amazonと楽天市場、Yahoo!で調べてみました。
・楽天市場 ⇒13,500円
・Yahoo! ⇒13,500円
こちらもどこで買っても同じ値段で、送料無料となっています。
ただ、こちらの価格は記事作成時点での情報なので、変動する可能性があります。
購入される場合は、実際の販売ページで確認をお願いします。
リゲル60・レグルス60で土星は見える?
天体望遠鏡でのぞく天体の中で一番人気なのはやっぱり土星ですよね!
なんとリゲル60とレグルス60では、見ることができます!
環の姿は40~50倍あれば見えて、本体や環をよく見るためには100倍以上の倍率が必要です。
ただ、環の傾き方によっては100倍以上でも見えない時期もあります。
・月
最も見やすい天体です。50倍で月全体が視野いっぱいに見えます。クレーターなどを部分的に観測したい場合は100倍以上だと見やすいです。
・木星
惑星の中では、地球に近づいたときの金星を除いて、平均して一番大きく見えます。太い縞が2本くらいと、衛星が4つ見えます。
・金星
見られる時間が限られていて、夕方の西空と明け方の東の空で、太陽に近づくにつれて半月形から三日月形に欠けてみえます。
・星雲と星団
星は非常に遠いので、倍率をあげても肉眼で見た時と同じ大きさです。ただ、肉眼で見た時よりも暗い星まで見えるため、星雲、星団などの淡い天体も見えてきます。天体望遠鏡の倍率はもっとも低い倍率にして、視野を広くして星座の星の並びなどを観測しましょう。
・銀河
北半球で見えるもっとも明るい銀河は、アンドロメダ銀河です。初めての方のアンドロメダ銀河の見つけ方は、カシオペア座を目印にして探すのが簡単です。
スマホでも撮影できるの?
リゲル60やレグルス60に付属しているスマホアダプタを使用すれば、天体望遠鏡で見た月などの撮影・動画の録画ができます!
また、一人一人天体望遠鏡をのぞかなくてもスマホ画面から天体望遠鏡に映る景色をみんなで楽しむことができるので、家族やお友達と楽しさを共有することができます♪
ただ、口コミではうまくピントを合わせて撮影するのは難しいようなので、何回か練習する必要があるかもしれません。
まとめ
やっぱり値段が高いほど口コミが良い感じですね。
間をとってレグルス60かなぁーと思っています。
もう少し悩みそうです。
子どもにも聞いてみて、買ったらまたご紹介しますね♪
以上、今回は小学生が一人で使える天体望遠鏡「リゲル60」について調べてみました!